2013年夏の電力の需給は・・・データの発表ありましたので簡単に纏めました

ピーク電力と節電の重要性(最後尾に今年の夏の需給を入れました)

前頁で紹介しましたが2011年3月11日に起きた東日本大震災での福島第一原発の事故以来、全国の原発が順次運転を停止しています。定期点検を終了しても安全性において各地元の運転開始の承認を得られないままの状況です。その為再稼動が出来ず日本全国で電力不足が懸念されていますが、特に夏と冬の電力需要がピークにかかる期間は冷房や暖房などの使用電力が増加し心配になります。
又、電力会社は電力の供給責任からガスを中心に火力発電の増強を行い供給を増やしていますが、ガスをはじめとした火力の熱源は海外からの輸入であり、その費用負担も急激に増加しています。
その為に、発電コストが上昇しそれが電気料金の値上げに繋がってきます。
今後、更に火力による発電が増加すれば電力料金の値上げの可能性は残っている状況です。
電力使用のピーク時期は、夏は7月から9月、冬は1月から2月にかけてですが、両方とも気温に密接な関係があります。但し、冬の電力使用は夏ほどではありませんが北海道や東北では電力使用が多くなります。
特に、北海道では融雪などのエネルギーとして電力を使用していますので、電力の重要性は他の地区と異なるものがあります。電力は欠かせないエネルギーですが、他の熱源と異なり医療機関や交通機関などの様々なエネルギーとなっており、その特殊性や重要性がご理解いただけるのではと思います。
その他に、社会インフラを維持する為のエネルギー、特に通信や情報にとってはそれを運営してゆく為のエネルギーになっています。
事故以降、このような状況下で何回かの節電を経験されているかと思いますが、単なるスイッチを切る節電から更により良い節電が出来て電力不足の時期を乗り越えられれば幸いです。
以下に、夏の電力需給の話と冬の電力需給の話、及び節電に話を入れましたので、ご覧下さい。

トップページに帰る
冬の節電
夏の節電

夏と冬の節電に関しては下記のリンクを
参照ください

節電に関して要約すると以下の事柄ですが、夏と冬では異なることもありますので夏編と冬編をご覧下さい。

冬の電力需給は夏と異なりフタコブラクダに(夕方のピークが大きい)
データは東京電力の2010年1月の電力データから編集