ご存知のように、温暖化に影響を受ける温暖化問題及び省エネルギーのテーマは、今日非常に重要であり喫緊のテーマと考えます。省エネ・環境(温暖化)問題に関し、一般の消費者やエネルギー製品の販売等に従事する方にわかり易く、全体を俯瞰した内容の話を行うのが私の講座の目的です。各方面の報告にもありますように、1990年基準年以降の家庭のエネルギー消費及び温暖化ガス(二酸化炭素)排出量は大きな伸長を示しています。各方面のPRにも、個人の生活や家庭での省エネの啓蒙・啓発の活動が言われています。いずれにしても省エネと低炭素化はこれからのビジネスの大きなテーマであり社会的な問題です。エネルギー消費商品を販売したり、製造するのは、まさに大きな責任(CSR)にもつながります。社員の方々への省エネ基本知識の講座や販売・営業に従事する方への講座として企画しております。主題となるのは化石燃料からの熱源転換でのCO2排出削減やヒートポンプの利用でのエネルギー効率の向上など、電気エネルギーの効率的な仕様などが中心です。又、東日本大震災以降の電力不足の問題が大きくなってきています。昨年夏に始まった電力不足は東北・東京の両電力管内から全国に波及しています。この夏の電力不足はこのままでは全国的に非常に深刻な問題になります。特に東京電力と関西電力管内はその中でもその程度は大きいと予想されます。その中で節電が要請されていますが、節電の中で効果検証が一番難しい家庭部門の節電の話もいたします。講座開催に関してご気軽にご連絡ください。(メールアドレスは末尾に)

●一連の講座企画のもとになるご案内です.教育・研修担当の方はぜひご覧ください。
 (生活サークル・各自治体の方もご覧下さい)
                                     

1 地球温暖化の基本知識編:
温暖化により発生している現象、温暖化の原因、温暖化のメカニズム 、温暖化とエネルギーの関係、温暖化の影響による将来のシナリオ、温暖化の抑制策や技術、中心となる電気エネルギーに関しての合理的使用の啓蒙など,温暖化に対しての内容を解り易く説明する講座です。広く一般消費者の方に聞いていただければ幸いです。

2 家庭のエネルギーの中心である電気及び家電品の省エネ編
電気とエネルギーの関係、家庭での電気のエネルギーの使用状況及びCO2排出の関係、電化製品の普及やそのエネルギー使用量の推移、電力エネルギーの特性・使用状況、待機電力・トップランナー制度・省エネラベリング・ 省エネ型製品普及推進優良店制度・各団体が行っている省エネ診断などの紹介、実際の家電品の 省エネについて・家庭電力の消費の多いエアコンと冷蔵庫に関して…カタログ記載の省エネ性の見方や死角になっている省エネ性能、実際に使える省エネテクニックの紹介など)をお話しします。一般消費者と販売担当の方のカリキュラムがあります。
                                                                    
3 冷暖房の省エネ編
夏と冬の気温差が大きい日本では冷房も暖房も必要です。暖房のエネルギー使用量は給湯に次ぐ大きさです。家庭内で、年間で最大の電気エネルギーを使用するエアコンを中心として石油がガス暖房も加えた省エネの話です…日本の電力を考える・電力需要の変化や特徴、エアコンに関しての常識や疑問、エネル ギー効率を落とす埃の問題、エアコンの暖房性能や暖房時の問題、日本の性能向上技術の例、実際のメーカーのカタログの見方、例として石油ストーブやガス器具からエアコンに変えてみた場合の燃料費とCO2排出量の計算など、除湿機能に関しての使い方なども入れてお話しします。一般消費者と販売担当の方のカリキュラムがあります。

4 給湯の省エネ編
家庭でのエネルギー消費の最も多い給湯に関しての省エネ講座です。ガス給湯・石油給湯・ヒートポン給湯・深夜電力使用の電気温水器などを横比較して給湯の省エネの説明をいたします。(消費者向けのみとなります)                                

5 電気エネルギー編
電気エネルギーの製造から消費までの一連の関連や、再生エネルギーとの調和など、電気エネルギーの有効な使用や電気エネルギー独特のデマンドチェーにの関しての話をします。節電が求められる昨今ですが、我慢の省エネでなく合理的で快適な省エネができればと思い、様々な角度から電気の節電のお話をいたします。特に電気の容量と使用電力量に関しては実例を入れながら解説いたします。節電が求められています。原発停止と再稼動の中止から電力需給の関係から非常にタイトな電力需給がこれから続くと思われます。まずは節電になると思いますが、合理的な節電手法や家庭電器の節電ノウハウなどを入れてお話します。この講座は、夏や冬の電力のピークの前に多くの方に聞いていただければ幸いです。 

6 節電講座(夏編・冬編)NEW
家庭での節電の方法や効果的な節電手法を説明します。節電家電の選び方やメンテナンスの方法などを、電気の需給のメカニズムの話を入れての講座です。
エアコンや冷蔵庫が節電の主な対象ですが、それらの負荷(仕事量)をなるべく少なくする方法やメンテナンスなどを紹介します。冬編は中心は暖房のエネルギー削減ですが、エアコンを暖房に使用している方も多いと思います。空調暖房のメカニズムや効果的な暖房効果を上げる方法など紹介します。夏と冬では家庭でのピーク電力は変わります。その背景や使用状況を例にしてお話します。この講座は多くの方(生活者)に聞いていただきたい講座です。実際に実例や具体例を挙げてのお話を入れて構成します。省エネや節電の手順や優先順位をどうするかなど、合理的で無理の無い節電などを消費者団体や各地域団体の方など多く方に聞いていいただければと思います。何時どこかで電力が逼迫するかわからない状況が続きますので、大事なのは
電気繰りになりますので需給状況を考えた節電が大事です。
   
    
講座開催のご挨拶更新) 
カリキュラムのご案内 へのリンク(更新)

●各講座時間のご案内です                    
以上の内容をお話しします。時間はそれぞれ60分から120分程度です。家電製品の消費電力の計測や熱に関する実験やヒートポンプの原理の簡単な実験を入れることが出来ます。事前にご相談下さい。(実験を入れる場合は多少時間が延長になります)
聴講者のレベル等でのアレンジも可能です。特に電気エネルギーを使用する家電商品に携わる方や一般消費者の方に聞いていただければ幸いです。(ビジネス編と一般編があります) 今までの講座の開催でのベストタイミングは夏と冬の季節に入る前です。特に節電関係を含む「省エネ講座」ではそれらの手法や優先順位の話を入れますので、効果的と思います。特に運用の省エネ以外は若干時間がかかるものがありますので。

 生活科学研究所へのご連絡 E-mail aso-1320@nctv.co.jp
                                                

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